広島空港の開港を記念して 1993 年に造られた三景園。
散策しながら心身で楽しむ「築山池泉回遊式庭園」という江戸時代の代表的な形式がとられた庭園です。
入口にある数寄屋造りの水上建築物は、宮島の嚴島神社を彷彿とさせる佇まい。
一歩入ると、瀬戸内海の多島美をモチーフにした「海」、
樹林や竹林が展開する「里」、そしてその奥には悠然と構える「山」が
イメージされた風景が広がっています。
三景園の名は、この広島の代表的な景色がぎゅっと詰まった
「海」「里」「山」の三つの風景にちなんだもの。
約 6 ヘクタールという広い園内は、枝垂れ桜や梅、紫陽花、モミジなどの花木に彩られており、
回遊しながら四季折々の景色を楽しむことができ、国内や海外からの観光客のおもてなしにも絶好の庭園です。