紅葉の名所として知られる三原市の佛通寺。
春から夏にかけては、鮮やかな緑に包まれ、
冬は水墨画のような静かな景色が広がる、
まさに山紫水明の地と呼ぶにふさわしい自然環境が残されています。
創建は 1397 年(応永 4 年)。
沼田高山城主の小早川春平が名僧、愚中周及禅師を迎えて
開山した臨済宗佛通寺派の大本山です。
東京ドーム約 600 個分の広さがあるという広大な山内には、
かつて 88 のお寺があったとか。
山門や仏殿などほとんどの建造物が江戸時代に建てられたものですが
開山堂は創建当時から現存する建物です。
禅道場として企業や学生の研修の場として開かれおり、
最近では女性を対象にしたレディース座禅が好評。
日常の喧騒から離れ、心静かに座禅を組むことで
心と体をリセットさせ、リラックスさせ、リフレッシュさせる。
そんな体験ができる空間です。